【CFP・1級】FP2級とったけど勉強するべき?オススメできる人と勉強方法を紹介

FP・宅建

FP2級は取ったけどCFP・FP1級も勉強した方がいいの?

FP2級までと違って情報量が少ないですし、悩みますよね。

この記事では、税理士合格者がCFP・FP1級にチャレンジしたときの体験談を踏まえて、独学で合格できるのか・どんな勉強方法をオススメするのか、をお伝えします!

「当時のFP知識はどのくらい?」相続だけ1級レベル。他の5科目は2級

CFPを勉強する時点で、クスノキは税理士以外に宅建・会計士にも合格していました。

税理士の相続税法を勉強していたので、CFPの相続に関しては既に知識があった状況ですね。

他では、宅建や会計士(租税法)も勉強していましたが、業界も不動産・税務と縁遠く、合格して時間も経っていました。

所得税はボチボチ勉強していましたが、CFPレベルとは言い切れず、相続以外の5科目は2級レベルでしたね。

近い将来の会計事務所への転職を見据えて、FP2級の勉強を始めました。合格後、そのままの勢いで、CFPを勉強し始めました。

「CFPも勉強した方がいい?」正直、多くの人には不要かも。。

FP3級・2級は、税理士・会計士・診断士・IT系その他多くに合格した資格マニアのクスノキが最もオススメしている資格です。

でも。

CFP・1級は、合格したものの、メリットをあまり感じていません、正直。ごめんなさい。

もちろん、CFPやFP1級を正当に評価してくれる会社・業界にいるのなら、ぜひ合格を目指して、勉強していきましょう!

また、クスノキがメリットを認識していないだけで、メリットを認識している人、知識をさらに深堀したい人もいるでしょう。

そんなわけで、対象者は限定されると思いますが、クスノキなりの体験談・勉強方法をお伝えしますね。

「独学で十分?」2級のベースがあれば十分いけるよ!

それでは、どうやって勉強すればいいでしょう?

そもそも予備校も限られてきますよね?教材も。2級までとは大違い

予備校も検討しましたが、結構、CFP・1級にもなると高額に。税理士としての独立が目標であって、CFPが最終目的ではないクスノキにとっては高額がネックでした。

というわけで、独学にチャレンジ

でも、教材も限られます。結局、2級テキスト、1級テキスト、過去問を利用しました。

結果として、過去問の解説がすごく充実していたので、独学で合格することができました。

逆に言えば、過去問の解説がしょぼかったら、独学は厳しかったかもですね。

「勉強方法はアウトプット中心?」過去問メインだけど、解説がインプット代り

クスノキは基本、インプットをすごく重視しています。

それはCFPでも変わりません。

過去問をメインで使いましたが、2級のインプットがあること、ありきです。

また、過去問の解説が充実していたので、それをテキスト代りとして精読しました。

過去問を機械的に回す、というわけではないので、ご注意ください!

「どんな勉強したの?」過去問が中心+2級・1級テキスト。それで十分

どのような勉強方法だったのか、お話しますね。

まず、勉強を始めたときの状況をお伝えします。たぶん特殊です。

退職が間近に迫っていて、でも、残業も多い、という状況でした。そして、CFP試験は退職して10日後と、その1週間後。

つまり、退職前には時間を捻出できず、逆に、退職後は時間が目一杯に使える、という状況です。

購入していたのは、TACの1級テキスト、FPKのCFP精選過去問題集。

両方ともボリューミーで、とても退職前には見る気もおきない状況。とは言え、何もやらないとまずいので、退職前の2週間でFP2級テキストを見直しました

FP2級は直前に勉強していたので、復習は楽な状況。ここで、一通り、全分野の基本事項を確認しました。

それと、TACだったと思いますが、CFP対策の無料講座を視聴しました。それを見て、「CFP、すごく難しくない?」という危機感は抱いた記憶があります。

そして退職。いきなり勉強モード全開です。

会計事務所に転職したら、CFP勉強する時間を確保できるかわからないので。ここで合格を決めきる気持ちです

テキスト精読がクスノキの基本スタンスですが、とても試験までに精読できる量じゃない。

そうすると逆算するしかないですね。試験日1日目の6日間(2日間×3科目)、試験日2日目の6日間(2日間×3科目)、それぞれを徹底的に過去問。

その前の3日間だか4日間を、2級テキストの読み込み。退職前と違って、時間の許す限りの精読

その次に過去問です。ここで助けられたのは、過去問題集の内容の充実

ちゃんと問題に重みづけがされていて、また解説が充実しているところ。解説を読むことが十分にインプットの代わりとなってくれました。

そして、1級テキストは、ときどきの参照程度にとどめました。時間的にとても無理だったので。

結果として、無事に全科目合格。リスクの科目だけが数点しか余裕がありませんでしが、他の科目は意外と点数が取れていました。

ちなみに、過去問を徹底的にやり込んだ12日間(2日間×6科目)ですが、朝9時~夜10時まで、ご飯以外ずっと勉強した感じです。ブラック社畜の経験が活きましたね。

というわけで、とてもヒトには推奨できない勉強スケジュールです。

一方で、過去問題集の優秀さは伝えられたかと思います。

「今オススメの勉強方法は?」2級インプットありきで、過去問メイン

というわけで、異常な勉強方法で合格したクスノキですが、今、改めて勉強するとしたら。

やっぱり、過去問メインの学習ですね。

ただ、注意して欲しいのは、2級のインプットが前提であるところ。

過去問を回す前に、2級のテキスト読み込みとか、動画の視聴とかで、2級には十分に合格できるだけのインプット水準に持っていきましょう。

過去問

過去問のオススメは、断然、FPK研修センター「CFP精選過去問題集」。もうコレしかないレベル。

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繰り返しになるけど、解説が充実しているのはデカい。

重み付けもされているので、クスノキも重要度の高い問題から解いていきました。時間が全然なかったので。

優先度の低い問題は全然やれませんでしたが、それでも十分な合格レベルまで。もう感謝しかありません。

テキスト

購入したのは、TAC出版「みんなが欲しかった! FPの教科書 1級」

オススメしている3級・2級テキストと同じシリーズ。

メインで使ったわけでないし、過去問題集が秀逸だったので、オススメってほどではありませんが、何かわからなかった場合のリファレンスとしては有用かと。

予備校

CFPを受験したとき、正直、税理士のとき以来のガチモードでした。

クスノキは結果的には超短期合格できましたが、ちょっと特異なパターンのはず。

CFPは最初、2級と比べて、かなり難しいと感じました。だから、合格したときの手当とかが出るのであれば、予備校に頼るのもアリだと思います。

予備校のメリットで一番なのは、予備校のカリキュラムに従ってさえいれば、合格レベルまで引き上げてくれるところ。特に通学すれば、カリキュラムを守りやすいですし。

「CFPの次は何を勉強する?」CFP取れたなら1級は取れるよ!

CFPに合格すると、1級の学科試験が免除されて、実技試験のみ合格すれば1級となります(CFP認定でなくて合格だけだと有効期間あるみたいだから注意してください)。

クスノキも実技試験を受けましたが、CFPと比較すれば、かなり簡単な印象でした。

使用した教材は、CFP過去問と同じく、FPK研修センター「1級FP技能検定 実技試験(資産設計提案業務)精選過去問題集」

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CFPのときみたいに、ガッツリやり込んだわけではないので、CFPのときほどはオススメできませんが、普通にはオススメです。

他に使った教材は、CFPのときと同じで、2級テキスト・1級テキストです。このときも、1級テキストはメインでなく、リファレンスとして使用しました。

まとめ(FP2級とったけどCFP・1級もやるべき?オススメできる人と勉強方法を紹介)

CFP・FP1級について、資格マニアなりの記事にまとめてみました。

かなり力技で突破してしまったので、参考にならない部分も多かったかもしれません。

十分に伝えきれていない認識はありますが、とにかく2級と比べて、かなり難しい試験です。

でも、すごく使える過去問題集があるので、過去問をメインに、しっかりスケジュールを立てれば、合格に達することはできると思います。

「難しそうだけど、やってみるか」と思った方は、是非ともCFP・FP1級にチャレンジしてみてください!

そのときの勉強方法に、この記事が少しでも役立ってもらえると幸いです。

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